【池川明 チャンネル】
第87号 30代の娘を持つ母親です。娘が、自分を幸せにする為に生まれて来たとはどうしても思えないのですが・・・
《内 容》
(質問)
・・・質問なんですけど、60代の女性からの質問です。別居している30歳になる娘との確執が永く続いています。子ども時代は特に喧嘩することが無かったのですが、成人したころから、一方的に罵声を浴びせられる様になり、今では全く会話がありません。訳を聞こうにも、向き合ってもくれません。
先生の胎内記憶のお話しで、子供は母親を幸せにする為に生まれたというお話しが多いのですが、うちの娘は、親選びを間違えたのでしょうか?っていうご質問なんですが・・・、
(池川先生)
えっとそれは、お母さんからの質問ですよね?・・・、お母さんが、今30の子供がいて、罵声を浴びせられてるという状況ですよね・・・、
うんうんうん、あの~、子供が親を幸せにするっていうのは、子供はまだ子供のうちなんですよ・・・、う~ん、あの~、魂の周りに我がつく前の話で、魂に我がつき始めると、それは無くなっていくんですね・・・、
それで我をつけるのは、母親とか父親でも、まあ周囲の人がその子の存在を認めなかったり、怒ったりとか・・・、多分お母さんは怒ってると思うんですよ、子供をね・・・、その為に我がついていくんですね・・・、
その我が、魂の光が見えないくらいになると、まああの~、我で生きて行くのでね、その親を助けるとか、そんな気持ちは無くなって・・・、見えなくなっちゃうんですね・・・、
でもその我を取り除くとまた、蘇ってくるんですけれども、あの~、子供が親を間違えた訳ではなくて、お母さんの関わり方が、もしかすると、子供がそうなる様な関わりを持ったのかもしれませんよね・・・、
原因なんか分りませんよね・・・、本人は多分、分らないと思うんです・・・、ただイヤな、ムカッとする様なことなんですよ・・・、それを、立て続けに・・・、あの~、お母さんは良かれと思ってやったことかも知れないけど・・・、それは子供にとってムカつく様なことであると・・・、やっぱ我がついてくるんですよね・・・、
う~ん、それはどっちが良い悪いではなくて、お母さんがある関わりを持ったら、子供がそういう反応をしてしまったというだけの事なので・・・、良い悪いじゃないんですよね・・・、
う~ん、そうだとしたら、その我を取り除くっていう方法もあるので、そういう風に意識してみたらどうですか?・・・、っていうことと、
その~、我の部分で言われることに対して、一々反応しなくてよいですよね・・・、魂の部分を観れば良いので・・・、お母さんの魂は、そんな事を云うお子さんでも、生きてた方が良いでしょ、っていう事じゃないかと思うんですよね・・・、
それか縁を切りたければさっさと切れば良いんだけども・・・、いや、そんなことなくて何とかしたいからっていう気持ちがあるっていうのが・・、やっぱそのお嬢さんがいて良いっていうことでしょ、っていう事ですよね・・・、
その周りの我でどうこうではなくて、魂の部分、生きようとする力の方を観てあげれば、そんなことを言う子でも生きててくれてありがたい・・・、もうこれだけですよね・・・、う~ん、これが思える様になったら、どんな事を言われても・・・、言われたのは飽くまでも我の・・・、仮の姿なので・・・、
あの~、仲良くなる為には仲良くなるやり方ってある訳ですよね・・・、う~ん、でも多分、そういうやり方をお母さんがしなかったんですよ・・・、子供の問題ではないですね・・・、
う~ん、お母さんがそういうやり方を知らなかった、っていう事じゃないですかね・・・、う~ん、で、やっぱ、一生懸命育てたんだと思いますよ、子供さんをね、でも一生懸命やってたのが、子供にとって有難くなかった・・・、という事じゃないですかね・・・、
う~ん、だから、もっと信じてほしかったろうし・・・、子供がやる事を一々反対とかしないで、見守って欲しかったという気持ちがお嬢さんにあるんじゃないですか?・・・、
でもお母さん、子供を愛すればこそ、色んな関わりを持ったと思うんです・・・、あれはダメ、これはダメ、こうしなさいとかね・・・、子供の為を思えばこそ、やってた事が全部、子供にとっては、そういう風に帰ってくる様にとってた、っていう事じゃないですかね・・・、
うん、と思いますけどね・・・、その詳しい背景が分らないので、これは外れてるかもしれないけど・・・、うん、一般的にはそういう事ですよね・・・、