《内 容》
ある時、卒業生の子供が、「飛谷先生のレッスンで、どこが一番よかったと思う?」って聞いてきたんですよね。
「分らないけど、どこ?」って聞いたら、一番最初のプレレッスン、「瞑想のところが良かった」って言うんですね。
「どうして?」って聞いたら、「僕はこれでいつも心が落ち着いた」って。
じゃ、何気なくやってるレッスンで、子供がそういう風に感じてるんだなっ、て思ったんですね。
導入部分っていうのは、私もとても大切にしているところでもある訳ですね。そこで、本当に子供の心にストンと入る様に、”まあるい心”と、”強い心”を持ってほしいとかね。
それから、お母さんにとって、とっても大切な子供だけれども、この地球上にとっても、あなた達は大切な子供だから、っていう事で、やってる訳ですね。
それで、それがしっかり入って、レッスン開始していくと、流がスムーズにいくという・・・・、中途半端でそこをやってしまうと、後が続かないとか・・・、
私が一番大切にしているのは、教室に子供が入ってきたとき、子供の目を見るんですね、そうすると大体、一週間どんな事があったかな~、っていうのが解る訳ですね。
で、何か抱えてきたな~、と思う時にはレッスンをすぐにはやらない、他愛もない話をする訳ですね。で、他愛もない話をしていると、子供が、「先生、僕達の良いところ言ってくれる?」って言い出すわけ。
あ~、きたきた、と思うわけですね。で、これ、お世辞じゃダメで、あの~、わかるから順番に言っていこうか、って子供達の良いところを一人一人言っていくと・・・、そうすると、子供は落ち着いてきて、その後のレッスンがスムーズに流れる訳ですね。
どうも私は、子供の目、ずっとこんな事してますと、子供の向けてくる目というものが、とても意味ある、見落としがちだけれどもスゴいものがあると思う。
例えば、教材とか、私の目に、・・・レッスンしながらですけど、目が吸い付いてくるんですね。そうした時は、能力が開けたり、新しい事の発見があったり・・・、する訳ですね。
それと、目のトレーニングをしていくと、それは、深い脳につながるんではないかな、と思っているんですね。そうすると、そこでも新しい能力が生まれてくると・・・、
これは、まだ私の感覚的なものですから、これから研究していかなきゃいけないんですけど、どうもそんな感じが致します。