《内 容》
3歳児というのは、かなり色んなところで感情が発露してくる訳ですね。で、どうしてもうるさいですしね、お母さんは叩いたり、力で抑えようとするんですけど、それでは子供は、反抗期を上手に乗り越えない訳ですね。
その時、お母さんが、冷静な静かな慰めでね、「それはダメでしょ」とかね、小さな叱責、優しい叱責によって、子供は感情をコントロールしていく訳ですね。
で、段々と感情が治まって、元に戻ってくる。これは、何回も繰り返してそういうコントロールする力が付いてくるんですが、ちょっと気長に3歳児は、お母さんがそういうことに力をそちらに注いでやっていくと、良い子が育ってくるんですね。
(反抗期は)願望と理性、感情、そういうののバランスが悪い訳ですよね。
そうすると、例えばデパートなんかで、自分の空想の世界が膨らんでる訳ですよね。あのおもちゃを買って、こういう風に遊ぼうとかね。で、そのおもちゃが欲しくてしょうがない。
でも、お母さんにしてみれば、同じ様なものがあるから、もう買わない。いや、”これ”が欲しい。問答のあげく、おしりを地面に擦りつけてギャーギャー泣く場合、世間体も、周りの目もあって、お母さんは引っ叩くか、大声で抑えつけようとする。
だけど、子供にとっては空想・夢想の世界は広がっちゃってる訳ですよね。そして押し問答する。
こういう時に、対応の仕方を上手にお母さんなって欲しいし、こういう感情の発露、出てくるのは性格になってくる訳ですよね。そこを、小さい3歳の反抗期の時に、お母様が、冷静な、静かな、感情的にならないで慰めて、同調する訳ですね。
「欲しいの解るわね、欲しいよね、だけども・・・」、小さな・・・、軽く叱る訳ですね、「そんなにいくつも買えないでしょ」、そういう繰り返しで、子供の深い心の中で、その感情を抑える能力が宿ってくる訳です。
そうすると、何回かそれを繰り返す事になりますけど、自分をコントロール出来る、一番、今の子供達に必要な能力が育ってくる。
で、だんだん静まった時は、お母さんの深い愛情で、「我慢できたわね、お利口だったわね」、という様な感じでやっていったら、良い子が育ちます。これ、断定できるくらい良い子が育ってきます。
お母さん、頑張ってやってみてください。お願いします。