《内 容》
あの~、例えば、レッスンの中ではイメージしましょうとかね、やってるけれども、それがこう、積み重ねて行く、トレーニングが進んでくると、無意識でイメージを使ってる・・・、それも・・・、さあ今からイメージじゃなくて、瞬間的に・・・、生活の中に溶け込んでる様な子が、私はいる様な気がするんですね・・・、
・・・10歳固定説って・・・、10歳までは脳が子供の脳ですけれども、段々大人の脳になってくると、消えちゃうんじゃなくて、それが固定化して、それをその、左脳的なものとよく噛み合って、一つの形が整ってくる様な気がするんですね・・・、
じゃ、その子供はどういう子かっていうと、う~ん、じゃスポーツやってたりすると、あの~、サッカーがシュートがよく入るとか・・・、
・・・そうした時に、何か走ってる最中にこう白く光った道が見えたんです、ず~っと、で、そこへす~っと入ってったら、すっと抜けて一番に入れたというね・・・、
すべて光とか、色とか、イメージが僕の生活の中に入ってる、って言うんですね・・・、で、じゃあそれが顕著に出て来たのが、え~、勿論、円周率とか、記憶とか、そういうもの・・・、臨界点じゃないですけど、ある、ず~っとトレーニングして、ここまでという様な大量のものが処理できた時に、コロッと頭の質が変わって・・・、あとは何個あっても出来ちゃうと・・・、
例えば、50単語瞬間的に記憶しちゃう・・・、と、50単語出来ちゃうと、もうそれは100でも150でも、何個でも出来ちゃうと・・・、
で、碁石置きなんかも、最後まで行っちゃうと、碁石の板の上に・・・、升目の上に、見たものをスッとこう残像みたいに残って・・・、出来ちゃうとかね・・・、
で、そういう子がドンドン増えてきて、じゃそういう子はどういう子かっていうと、特殊な感じの子じゃなくて、穏やかで、調和がとれてニコニコしてて、不自然さのない自然体の子が多いんで・・・、これは面白いなあ~、って私の中では、あの~、思ってるんですね・・・、
昨日入ってきた子も、う~ん、これはちょっと・・・、学校に行ってない、あまり行ってない・・・、だけど、学校へ行くとお友達が〇〇ちゃんって寄ってきて、スゴく喜んでくれる・・・、で、お勉強は出来てると・・・、
で、摩訶不思議だったんですね・・・、どういう子かと思ってお会いしたんですね・・・、ただ、ひょっと来て、あの、椅子に座ってニコニコ笑ってるんですね・・・、
それで、イメージとか右脳の取り組みやると、目がキラキラ輝いてきたんです・・・、で、あんまり嬉しそうなんで・・・、こういう事好きなの?って聞いたら、大好きだ、って・・・、で、大好きなだけじゃなくて、全部が出来てくんですね・・・、
で、どうして出来るのって聞いたら、私イメージ使ってる、って仰ったんですね・・・、で、教えてもらってないのに、こういう世界をね・・・、で、じゃあその、生活の中でやってるんだな~っと、
で、お勉強が出来る、学校に行かなくて出来てるのはどうして?って、私聞いたんですよね、そしたら本を読んでる・・・、本から知識を得てる、
で、教室の子供達のことも考えながら、その子の事を考えて、いや~、これからの教育は、知識だけ教える教育では子供は持たないだろうな~、って、思ったんですね・・、で、もうちょっと感性とか・・・・、
で、昨日のレッスンだったんですが、あの~、考える力でね、本音と建て前とか、あの~、大人の常識的なものの様な取り組みをしても良く分かってるんですね・・・、それを否定するとか、おかしいとかじゃなくて、サラりと分っていて、そしてその自分の世界的な楽しみ方をしてるという・・・、
これは、大人が早く気が付かなくちゃいけないな、と思った訳ですねえ・・・、例えばその子のお母さまもスゴくそういう事に理解があって、ここへ連れてきて下さったんですけど・・・、
例えばその常識の枠の中にドップリ浸かったお母さんだったら、あなたそれオカシいでしょ!とかね、学校は必ず行くものでしょ!とかね、対応の仕方を・・・、型にはめた対応の仕方をするお母様だったら、この子は潰されるだろうな~、って、ちょっと思ったんですね・・・、
そういう子が結構、世の中にはいるかもしれない・・・、で、ちょっと私も昨日は祈ったんですね、そういう子がもし全国にいたら、私の教室に来て、って・・・、楽しいことが出来ると思うわ・・・、って、エネルギー的にちょっと、あの~、届けばいいなあ、って感じたんですけどねえ・・・、
いよいよ、あの~、感性教育・・・、というもの・・・、あるいは自然と繋がる生き方というか・・・、大切になってきてるんじゃないかな~、ってしみじみ思いましたね・・・、