《内 容》
・・・障害児と言われる子供・・・、ダウン症の子が来てるんですけど・・・、彼は、とっても可愛い子なんです、小学生なんですけどね・・・、
え~、日記の書き方を紹介したんです・・・、で、いつ、どこで、誰と、何をして、どう思ったか、っていうところまで・・・、あの、何行文の日記なんですけど・・・、
それを書いていて、え~っと、ミュージカルに夏は出たんですね、その時の日記が素晴らしくて、涙が・・、嬉しくって・・・、出て、演じてね・・・、嬉しくって涙が出てきました・・・、そういう様な文章、書いてあったんで・・・、わあ、これはスゴいなあ・・・、と思ったんですね・・・、
それから計算も、足し算ですけどね、足し算が出来る、読むことも出来る、読み書き、計算が出来る訳ですね・・・、人間として生きる基本的なものが出来てると・・・、
その他に沢山の単語を覚える、千コマとか・・・、暗唱が、徒然草とか・・・、え~、なんでしたか、古典文学が朗々と暗唱できる訳です、万葉集とかね・・・、
で、何を称して障害児かって私は、あの~、思っちゃうんですね、それで、イメージ記憶、イメージの中で単語を言っていってそれを再現する・・・、ことも段々と出来る様になって・・・、
で、私思わず、言ったんですね・・・、出来る事って嬉しいね!って言ったらば、楽しいって言ったんですね・・、
で、こういう時のやりとりは、もう普通児なんですねえ~、顔も、で、え~、マス目置きなんかやってると、マス目にその子の目が、例えば積み木もそうですけど、直感力的なものをやると・・・、そのモノに目が吸い付いてくる・・・、
そうした時には本当に、障害児の顔ではなくなるというね、そういう事を何回も経験していて、脳っていうものは、断定できない・・・、柔軟なもの・・・、
そこには、あの~、昔あの~、松本元さんって言って、ASIMOを作った・・、ASIMOの脳を作った方が言ってらっしゃっる・・・、愛が活性化する・・・、脳は愛によって活性化される・・・、
まさしくそういう事であって、あの~、障害と言えども、愛に勝るものは無いかな~、って私は思ってるんですね~、ドンドン変化して行って、それに・・・、それがベースにあって、その子も10歳という・・・、10歳がキーワードだな~、って私も思うんですけど・・・、
段々その、垣根を越えてく、11歳、12歳になってくると、今までの小さな・・・、その、小さな成果って言っていいか・・・、小さなその、お勉強が出来たものが、なんか、チョンとこう、飛び越えるみたいなね、なんか形になってくる様な気がして、これからもちょっと、あの~、調査していきたいな、って思うんですね・・・、
日々その生活の中で、レッスンの中で、小さな小さなその、出来ることが段々大きくなって、それがその、階段を上るようじゃなくて、ある時ドッとそれが、その、固まりの様なモノになっていくというね・・・、
子供はドンドン変化していくんで、大切に、しっかりと大人が見てあげたらば、素晴らしい子になって・・・、そして、そのダウン症の子は、その基本的なものが出来た、ダウン症の個性を生かした、その子しか持ってないものに特化していく、その・・・、書くことであったり計算したりすることは、その道具になれば良いかな、って思ってるんですけどね・・・、
(質問)
じゃあ、ダウン症で生まれてしまったりとか、脳に何かの障害があって生まれてしまったりする子供達って、親からしたら、もうこの子には未来が無い、って思いがちですけど、それは、既に間違ってる・・・、
(飛谷先生)
ええ、間違ってると思いますね、もう、個性と思って欲しいなあ、と思うんですよね・・・、で、やっぱりお母さんの愛が育てて行くというかね、ホントに私達の脳も、そういうものが反応して変化していく・・・、って私は思ってますね・・・、
(障害児のお母さんが)ご縁あってこれ見ていてくださったら、お連れください、って申し上げたいですねえ・・・、
で、その子のお母さまは、あの~、この子は私の光です、って仰ったのかしら・・・、う~ん、諦めずに、楽しくね~、やっていったら良いかな、って思いますねえ・・・、
で、その子が面白いんですよ、この右脳のトレーニング1時間しますでしょ、すると、右脳が爆発しちゃうよ、って(笑)・・・、そう爆発しないようにしてね、って、爆発しちゃうよ、って言って帰って行くから、きっと一生懸命やってるんでしょうねえ、きっと・・・・、