《内 容》
(竹内先生:七田チャイルドアカデミー)
飛谷先生、右脳開発をずっとされてきまして、勿論、右脳でイメージとかを使うと、成功したりとか、引き寄せの力っていうものが出てくると思うんですけれども、なんか僕はその、勿論、成功とか引き寄せっていうのも大事な事だと思うんですけど・・・、
その、右脳のもっと深い脳幹のところまで行くと、もっと違う世界が見えてくると思うんですけれども、その辺ってどういう風に感じられてますか?・・・
(飛谷先生)
そうですよね、あの、これは私達の意識だと思うんですね、指導側の先生の意識だったりすることですけど・・・、
子供はそういう視点では自分を見てないと思うんですね・・・、ですから、もっと深いその、根幹・・・、要するに子供の深い意識で、え~、自分がどうしたいのか、どう生きたいのか、っていうところを・・・、が大切であって、そういうことが感じる事を私達は指導していかなきゃいけないんじゃないかな~、と思うんです・・・、
で、その結果とか、その引き寄せとかっていうのは、まあ、よく私、お饅頭に例えるんですけど、表面の薄皮に過ぎない・・・、もっと、あんこの部分に、真髄に触れるっていうか、真髄を分かる子供に育てて行く、っていうところが、やっぱり一番大切なところかな、と思ってるんですけど・・・、
(竹内先生)
僕の感じなんですけど、まあその、脳幹、その右脳の深いところが、あの、こう目覚めてくるっていうか、ちゃんと使えてくると、多分、軸が出来てくると思うんですよ・・・、
そうすると、自分の内からなんかこう、こういう事をしたい!って湧いてくると思うんですよね・・・、そういう意識ってやっぱり、あの、自然にその方に導かれていく様な気がしてるんですけど・・・、
(飛谷先生)
あの、そうですねえ・・・、子供は、思ったよりも、大人が思ったより・・・、信念みたいな、強いものがある訳ですよね・・・、それを脳幹というところ、深い意識からってなると・・・、じゃ一般に生きるというところでは、存在感が出来てくる・・・、
それが人間の軸というか、ぶれない、その、中心になるものであると思うんですね・・・、そうすると、俗に言う、今、私が提唱させて頂いている”根っこを張った子育て”、根っこがしっかりと地面に根付いた・・・人物になっていくっていうのが、これから重要な、あの課題というかね、生き方だと私は思っているんですね・・・、
(竹内先生)
じゃ、そこで敢えて、ちょっと質問をしてみたいと思うんですけど、僕も、偉人の紙芝居とかを読んでいて、最近ホント思うんですけど・・・、やっぱ、偉人の紙芝居を読んでいると、必ず最後は、所謂まあ、所謂”成功”をするんですよね・・・、
でも、そうしちゃうと、成功しないと人間はいけないんじゃないか、って思わせちゃいけないな、って・・・、思ってるんですね・・・、その辺ってどう?・・・・
(飛谷先生)
思います、で、その時に思わせない為には何か、って・・、先生の私観っていうんですかね、先生の思いをそこに託さない・・・、ただ、さらりと読むだけ・・・、っていう・・・、
で、やっぱりその、成功・不成功っていうのは何かっていうとこ、考える訳ですよね・・・、で、誰がそれを決めるの?っていうことになる訳ですけど・・・、
お母さんの描く成功像、子供が描く楽しい未来像、これ一致することが無い場合があるわけ・・・、
で、その時にホントに真我っていうか、強い信念を持った、根っこの張った子は、お母さんの意見を・・・、良いか悪いか分らないんですけど・・、私は良いと思ってるんですけど・・・、切っちゃう訳です・・・、
で、そこでトラブルが生ずるんだけど・・・、自分の思いを頑と通す・・、で、それが成功か不成功かって思った時に、
私は、その、お母さんをけって自分の思いを貫く、・・・それは、世の中の評価は低いかも知れないけど、その子の満足感があったら、私は、これを”成功”と考えてる訳ですよねえ・・・、
そのくらい、その、思いというかねえ・・・、強い意思というか・・・、持った子になって欲しいな、って思うんですね・・・、
人間の成功・不成功っていうのは曖昧なものだし、あの~、それよりも自分が何をしたいのか、どうしたいのか、っていう強い意志を持つ子に育ってほしい・・・、と思ってるし、お母さん達にもそれを伝えてるんですけどね・・・、どうなんでしょうねえ・・・、よく分らないですけど・・・、
(質問)
そもそも”成功”って、何でしょうか?
(竹内先生)
子供に、”成功”って言葉を、どんな風に伝えてますか?・・・・
(飛谷先生)
私、”成功”は、話さないですねえ・・・、話さない、何をしたいかとかね、そっちはかなり話しますけど・・・、何がしたいんだろうねえ、何が面白いでしょうねえ、っていうことは、よく話すんですけど・・・、
成功・不成功、という会話は、あまりしたこと無いですねえ・・・、
(竹内先生)
実は、僕も無いんです・・・、
(飛谷先生)
ああ、良いねえ!!!
(竹内先生)
こうなったら幸せかもね、っていうキーワードを使う・・・、成功っていう言葉はやっぱり、使ったこと無いですねえ・・・、
(飛谷先生)
で、自分の子育てでも、何がしたいか、っていうところをスゴく重視してましたし、あの~、他人に迷惑しない事だったら何でも良いんじゃないの、っていう・・・、
そしたら、宝塚に行きたい、って言った時はビックリしましたけど・・・、そんな選択肢、ママの中には無いわ、って思ったんですけど・・・、口には出しませんでしたけどね・・・、
(竹内先生)
娘さんですよね?
(飛谷先生)
そうそうそうそう、宝塚、行きたいって・・・、あ~じゃあ協力するわ、って言った時に、もう全部その、バレエはどこで習う、声楽はどこで習う、全部用意してたんで・・・、そこにご挨拶に行って、スタートを切りました・・・、落ちましたけどね・・・・