《内 容》
第一子、多分、初めてお母さんになる方は大変だとうと思いますが、大変と思わないで、泣いたらすぐに抱っこする。
今まででしたら、泣いたらすぐ抱っこするというのはタブーとされてたんですけど、今はその動物的な、人間も動物的なものとして考えて、泣いたらすぐ抱っこしてあげる。・・・・3ヶ月くらいの時ですね・・・、
それで4ヶ月くらいになったら、四角四面に考えなくてもいいんですが、その後は、ちょっと10秒くらい待たせる。じゃ、泣いたらすぐ抱っこするというのは、記憶も育っていく訳ですね、自分の本能的に、泣いたらお母さんが抱っこしてくれるっていう・・・、
今度、4ヶ月くらいになったら、10秒くらい待たせる訳ですね。じゃあ、1,2・・って10秒数えるんじゃなくって、エプロンを取るくらいの間隔で、「どうして泣いてるの」って10秒いらい待たせる。
そうすると、そして抱っこしてあげると赤ちゃんは今度、我慢を覚える訳ですね。我慢して、お母さんが抱っこするまで我慢して、そして抱っこしてもらう。期待と、我慢とか記憶・・・、その生活の中で育っていく、っていう事がある訳ですね。
そして段々大きくなって、今度8ヶ月くらいになりますと、お父さんの出番。深い愛情をお母さんから頂いて、お父さんのエキサイティングな動き、高い高いとか飛行機とかやってね、明るくて積極的な子供になってきますので、からだを通したお父さんのスキンシップが、人間形成・人格形成にとても大切なものと思っているんですね。
で、子育てしてると長く感じるかもしれないし、あっという間かもしれないですけど、そして良い子に育っていって、1歳6ヶ月くらいになると、とたんに赤ちゃんが変わる場合がある訳です。
何を言うにしても反抗期になってくる。お母さんは、今まであんなに良い子だったのに、私が子育てを間違ったかしら?って、悩む様な事が起こってくる。
全然、間違っておりません、っていう事ですね。1歳6ヶ月は、自己主張の始まり、成長の証(あかし)と捉えると良いですね。
そういう風に、子供が、姿・形を変えながら成長していく訳ですね。おたまじゃくしがカエルになる様に、サナギが蝶々になる様にね・・・、
それをお母さんが解ってくると、一喜一憂する事はなくなってくる訳ですね。
で、過保護とか過干渉とかいう言葉がある様に、過度になりすぎると、間違った方向に行く可能性がある訳ですね。
で、親であっても子供の中に土足で入り込んではいけない世界もある。静かに見守るという処、この辺の兼ね合いが難しいと思うんですが、そのことも頭の片隅にちょっと置いといて頂いて、まずは、まずは子育てを楽しんで頂くと、お母さんの姿・形・行動・言動を見ながら、子供はスクスクと育ってきますから・・・。
楽しみに、子育てを励んでいただければ良いかな、と思ってます。