(飛谷先生)
子供を見れば、自分の勉強なんですね・・・、で、どうしても受験っていうとお母様と・・・、まあご主人、お父さまも入る場合もあるんですけど・・・、子供の関係がすご~く大切になってきて・・、
で、親が先走っちゃう・・・、言い方がホント失礼なんですけど・・・、誰が受験するのか分からないような対応をしている方がいらっしゃるんですね・・・、
そうすると子供はただ置かれただけ?、ホントに自分のこととして考えてないんですよねえ・・・、こういう受験は是非、やめてほしい、頂きたいなあ、と思うんですね・・・、
じゃ、どうしたら良いか?って言った時に、う~ん、もう、ご両親は、この子は受験させようと思っていたならば、子供がそれに納得してないとダメな訳ですねえ・・・、
で、小学校に上がって、あるいは1年生・2年生・・・、大体4年生くらいから塾に行きますのでねえ・・・、その心構え、心準備を子供と共に一緒にやっとかないと、
ある日突然、その、子供達は自分の好きなお稽古事をやってる訳ですねえ・・・、それを、受験の塾に行くからって、まあ行かれなくなるから止めましょうと・・・、突然子供に言われても、子供は、あの~、準備が出来てない訳です・・・、
折角楽しいのを止めて、受験勉強が身に入るかっていうと、身に入らないですよね・・・、そしてそんなスタートを切っていった時に、ホントにその子供の能力は発揮出来ないんじゃないかなあ・・、って私は思うんですね・・・、
で、いつもその、講演会なんかで話させて頂くのは、子供が興味を持ったもの、それを膨らませていって、それが受験に繋がっていく、
じゃあもっと知りたいから受験をして、もっとそういうものを身につけたいとかね、知りたいという様なね、喜び、ワクワク感でやった子は、受験スゴイ成功してるんです・・・、
この辺を、あの~、お母さんも子供と共にやってかないと、受験は勉強ばっかり・・・、学習、要するに左脳の学習ですから、子供にとっては苦しい事ですよねえ・・・、
その辺をしっかりと・・・、まずはお母様に解って頂く?・・・、ただ点数を上げる為?・・・、そうするとテクニックだけ身について、中学に上がり、何か燃え尽き症候群みたいな様な、その次が無い様なね・・・、
志、人間としてどう生きるかっていうのは、小学校3年生くらいまでに、漠然とで良いですから・・・、身につけた、その上で勉強が行かされる?・・・、
その勉強が、あるいは子供によって違うんですが、音楽の道に進んだ子はそっちじゃない方に行くかも知れないし、もうちょっとその、なんて言うんでしょうねえ、技術的なものに行く子は、そんなに机の上の、机上の学習は・・・そんなに要らないかも知れない・・・、
もう、その子の選択権に合わせた生き方が始まるということを、お母様は・・・、
ただエスカレーターに乗る様な、あの~、良い学校に行って、良い成績をとって、っていう時代はもう終わったっていうことを解らなくては・・・、解って頂きたい、っていうね・・・、そんな感じがしてならないですね・・・、