(飛谷先生)
右脳の取組みを育む、教室でやってることがどうなるかって・・・、例えば、暗唱するとか記憶を上達させるとか・・・、それは教室での取組み、取組みですよね、
そして、あの~、まあ、学校行ったり、教室外に出た時にそれが役に立たないと・・・、それ、顕著な形になって欲しい訳ですよねえ、私としましてはね、
例えば、あの~、育んだものが応用として出てくる、一例を挙げると、こういう写真を見てね、ポストカードを観て、これを観て詩が出来る?、って言って子供達に聞くと、
瞬間的に詩を書いちゃう訳ですよねえ、
例えば、これなんかちょっと読んでみて良いですか?このポストカードを観て、”木の神様”、ここに神様が宿るなんてのは、大人でも考えられないですよねえ、
内容は、
「とてつもなく大きな木。まるで木の神様だ。最初はちっぽけだった木。永い年月をかけて、たくさん経験をつんで、木の神様になったのだろう。」っていう、
その沢山の体験、経験なんだろうなあって、大人でもこう、思いをはせる、昔にはせたり、膨らませたりする様なして、面白いなあと思うんですね、これが木の神様、
例えば、こちら見ても分る通り、沢山書いてるんですけど、まあちょっと二つだけとってみました、
”楽しそうな木”、この、え~、こっちをお見せした方が良いかな?、このポストカードなんですね、
「楽しそうな木、きれいな木、楽しそうでよかったよ」ってなんでそう思ったんだろうねえ、
「つるがイッパイ、そこから葉っぱが生まれるよ、聞こえるよ、葉っぱが落ちてきて寂しいと、でも気持ちいいね」
なんで気持ち良いのか分んないけど・・・、っていう様な子供のその、感性が膨らんで、この位のを瞬間的に書けるっていうのは、かなり、その、内なる能力といいましょうか、感性が膨らんでるんじゃないかなあ、と・・・、思う訳ですね、
それで次の段階としては、この絵を観ただけで、まあイメージにつないでいく訳ですね、
こちらから木は観てるけれども、反対側から、ちょっとグルッとあなたが周ってみて!って、そうすっと後ろから見たらこの木はどんな木だった?って、こんど絵に描くという・・・、
そうすると、瞬間的に見たものから、そのままの感性を文字に表わす、また、瞬間的なイメージの中で回転させて、全体、立体的に観ていくと・・・、
こんな能力は中々つかないんですね、トレーニングしていくと、そういう楽しみ方、で、あるいは詩が生まれたら今度は歌が生まれたりとか、この詩に曲を付ける訳ですね、
そんなとてつもなく広がる、深まる能力を開発して、ただ暗唱する、ただ記憶する、計算するというのではちょっと能力的には足りないかな~、と思ってます、はい、